1年で聖書を!
◆ 民数記34-36
◆ マルコ9:30-50
◆ 民数記34-36
◆ マルコ9:30-50
聖書のみことば 黙示録5:1-12
巻き物を開くのにも、見るのにも、ふさわしい者がだれも見つからなかったので、私は激しく泣いていた。―黙示録5:4
ヨハネ(イエスの愛された弟子であり偉大な使徒のひとり)は、泣き出してしまいました。
彼は獄中で幻を見ました。そこは、神の御座が置かれた部屋で、未来の出来事が明らかにされていました(黙5:1-12)。ヨハネは、天国におられる神が、封印された巻き物を持っておられるのを見ました。神の臨在の栄光を見つめつつも、ヨハネが泣いた理由は、その巻き物を開ける者がひとりもいなかったからです。神の最後の啓示を明らかにして、歴史というドラマを完結させる者がいなかったのです。
ヨハネは使徒として、罪の力を見てきました。また、罪を打ち破るイエスの人生と死も目撃しました。そして、イエスの昇天も見ました。しかし今、巻き物を開いて罪を永遠に打ち負かすことのできる者はいません(4節)。ヨハネはおびえていました。
しかし、長老のひとりがヨハネのところへきて、「泣いてはいけない」と言いました。そして、「見なさい。ユダ族から出たしし(を)」(5節)と指し示したのです。見るとそこに、イエスがおられました。イエスこそが、巻き物を取って封印を解き、この物語を完成するお方です。ヨハネの涙はすぐにかわきました。数限りない天使が「ほふられた小羊は、力と、富と、知恵と、勢いと、誉れと、栄光と、賛美を受けるにふさわしい方です」と大声で叫びました(12節)。
あなたは泣いていますか。イエスを見ましょう。このお方は賛美にふさわしいお方です。このお方に委ねましょう。
私たちを救うために死なれた小羊は、私たちを導くために生きておられる羊飼いだ。
トピック:
天国