1年で聖書を!
◆ 申命記23-25
◆ マルコ14:1-26
◆ 申命記23-25
◆ マルコ14:1-26
聖書のみことば ヨブ記42:1-6
私はあなたのうわさを耳で聞いていました。しかし、今、この目であなたを見ました。―ヨブ記42:5
友人は、成人した息子が自動車事故で重傷を負った時、ふたつの仕事を辞めて介護に専念することにしました。その年、30年以上連れ添った妻が、不治の病に冒されて亡くなりました。
その時から、「なぜ、こんなことが起こったのか」と息子に問われても、答えられなくなったと、友人は言います。けれども、ある夜、夢を見て平安をもらったのだそうです。その夢の中で、彼は陽の光がさんさんと降り注ぐ場所にいました。周りには人だかりがあり、ある人が、彼の「なぜ」というすべての質問に答えていました。彼の答えは、本当に納得できるものでした。その答えを聞いていると、自分が今すぐ答えを知るべきではないことが、よく理解できたのです。気づくと、そこには息子もいました。それで、息子の質問にも答えてあげようとしたのですが、その答えを思い出すことができません。けれども、それでも大丈夫だとなぜか思えたのです。そして、彼は目を覚ましました。
この友人の体験は、答えのない問いに苦しんだ、もうひとりの神の友だち、ヨブを思い出させます(ヨブ7:20-21)。最終的に神が沈黙を破り、驚くべき創造の御業の描写をされたとき、ヨブは、自分の問いに対する答え以上の何かを見つけました(42:1-6)。私たちの神は、良いお方です。信頼する価値のあるすばらしいお方です。それを知ってようやく、ヨブは平安を得たのです。
「なぜ」に対する答えより良いものは何だろう。良きお方である神と、神のご計画を信頼することだ。