Category  |  試練

儀式ではなくキリスト

ゾゾブラという祭りが、ニューメキシコ州サンタフェにあります。人々の悩みや後悔を書いた紙、請求書や離婚書類などを詰めた巨大な人形を燃やし、人生のリセットを願います。この行事は人生の負債から解放されたいという人間の渇望を映しています。劇的、象徴的ですが、効力はありません。紙は燃え尽きても罪責感や敗北感は焼失しません。

神に受け入れられて

彼は、自分が差別されたにもかかわらず、病人を懐具合で差別することなく、全ての患者を診ました。医学部で優れた成績を収めましたが、肌の色を理由に、ロンドンのどの病院にも採用されなかったので、1913年、自宅で開業しました。貧しい人々を無料で診療することも度々でした。ハロルド・ムーディー医師は、差別されている人々を助けることに生涯をささげ、「英国のマーティン・ルーサー・キング」と呼ばれました。彼は、世の中の人に拒絶されても、それで人生が決まるわけではないと示したのです。

忠実な行い

どんな人の場合でも、早すぎる死は悲惨です。ジョーの場合もそうでした。彼は、夫、父親、コーチ、ユースリーダーでしたが、最近は誤った選択を繰り返し、揚げ句の果てに、家族を遺して逝ってしまいました。それで悪い点がクローズアップされがちでしたが、彼の娘は、自分の父親は、皆と同様、欠点はあったけれども、こうやって主に仕えてきたと具体的に述べ、追悼しました。

友人の言葉

当時26歳の私は、バイブルスタディーで発せられる後ろ向きのコメントにがっかりしました。その人たちは、いろいろな問題を抱えていたのです。私は「クリスチャンなのに、前向きでないのはなぜ? 神の約束を知っているのに、明るくなれないの?」と質問しました。永遠の命と天国の約束は当然ですが、その他にも、神は御民を顧みられると、聖書は各所で語っています。牧師は何も言わず、にっこりして、次の話に移りました。私はなぜか、この時のことが長い間、忘れられませんでした。

涙の中の慰め

夜9時頃に母から電話がありました。「お父さんが亡くなった」。覚悟はしていましたが、ショックでした。父は、痛み、苦しみから解放されたのに、それからの数週間、私は悲しみの涙に暮れました。

神の国を追い求める

新しい家に孫を泊まらせることになり、夜、部屋に広げた恐竜テントの中で一緒に本を読みました。彼はご機嫌でしたが、寝る段になると、「夜中に寂しくなったら、どうやって、おばあちゃんを探すの?」と、不慣れな家に不安気です。私は妙案が浮かび、リボンを一巻持って来ました。それを、彼のベッドから垂らし、部屋から廊下をつたわせ、私の寝室まで伸ばしました。そして「これで大丈夫。このリボンをたどれば、おばあちゃんの所に来られる」と言うと、彼は安心しました。

神に目を向ける

本のレイアウトデザイナーのエリースは、動揺を抑えきれません。明日が締切日なのに、採用した写真が使えないと印刷会社に言われたのです。修正には膨大な時間が必要です。しかし夫のサムは言いました。「心配しても始まらない。神に祈ろう。そして二人で、徹夜で頑張ろう。このソフトを使えば、時短になるかもしれない」

助けてくださる神

ある女性が9歳の息子をキャンプ場に送り届ける途中、道を間違え、カリフォルニア州シエラネバダ山脈の人里離れた森で動けなくなりました。スマホの電波も届かず、GPSも圏外です。丸1日が経ち、車中で夜を明かし、切羽詰まった女性は、息子を連れて歩き出しました。そして、「助けて。息子と二人、遭難しています」と、道すがらに、書いていきました。一方、予定時刻にキャンプ場に現れなかった二人の捜索に派遣された救助隊は、車やメッセージを発見し、すぐに二人を見つけ出しました。

忍耐は喜びに続く

我が家の玄関に続くレンガの階段の隅っこに、赤いベゴニアが咲いています。植えたわけではありません。つり鉢から種が落ちたのでしょう。決して良いとはいえない生育環境の中、毎年、この時期に花が咲き、忍耐の美しさを私たち夫婦に思い出させてくれます。