1年で聖書を!
◆ 申命記30-31
◆ マルコ15:1-25
聖書のみことば ルカ7:1-10

 
イエスのことを聞き、みもとにユダヤ人の長老たちを送って、しもべを助けに来てくださるようお願いした。―ルカ7:3


がっちりとした工場労働者が「妹のために祈ってくれないか?」と、きまり悪そうに尋ねました。私は疑いの目で彼を見返しました。ある夏休みのアルバイト先の工場での出来事です。

少し前からストライキの雰囲気があり、蒸し暑い8月の職場はギスギスしていました。会社側は生産量を上げようとしましたが、労働者たちは反発しました。私たちは労働組合の幹部から、ゆっくり作業する方法を休憩時間に教えられました。しかし、私には信仰と理想主義がありました。神の御前に最善の努力をすべきだと思っていたので、世間知らずにも、そう言いました。その結果は散々でした。同僚たちにいじめられるようになり、「妹のために祈ってくれ」と言った人は、その首謀者でした。誰もしたくない作業を押し付けられ、からかいの標的にもされました。というわけで、何か変だと思ったのです。
 

「なんで僕に?」と私は聞きました。ところが、彼の返答にドキッとしました。「妹が癌になった。神が祈りを聞いてくれる人が必要なんだ」と、ぶっきらぼうに答えたのです。私は、彼の妹のために祈りました。すると、ふたりの間のわだかまりが消えていきました。

ルカの福音書7章の百人隊長のように、人生の荒波にもまれている人は時間を浪費しません。彼らは「本物の信仰を持っている」と思う人のもとに直行します。私たちはそのような人にならなくてはなりません。私たちの日頃の態度は「あの人に祈ってほしい」とクリスチャンでない人に思ってもらえるようなものでしょうか。

(Randy Kilgore)

どんなに頑固な人でも、愛する人が危ないならば助けを求めるかもしれない。