1年で聖書を!
◆ ヨシュア記4-6
◆ ルカ1:1-20
聖書のみことば ヨシュア記4

 
あなたがたの子どもたちが……「これらの石はどういうものなのですか」と聞いたなら、あなたがたは、その子どもたちにこう言って教えなければならない。「イスラエルは、このヨルダン川のかわいた土の上を渡ったのだ。」 ―ヨシュア記4:21-22


つい最近のことですが、音楽の才能豊かな友人のケビンとイルザが、音楽愛好家の友人たちを自宅に招いて、焚き火を囲んだ即興演奏会を開きました。招待客たちは焚き火の周りに置く石を持参するように言われました。けれども、ただの石ではいけません。自分たちが友だちになった日や、その出来事などをその石に書き記して持ってくるように言われました。

イスラエル人もまた、自分たちに起こった驚くべき出来事を思い出すために、記念碑が必要でした。
 

ヨルダン川は水かさが増えて洪水のような状態でしたが、神が水をせき止めてくださったので、イスラエルの民たちは乾いた地を通って川を渡りました(ヨシ3:13-17)。何年も前、イスラエルの民がエジプトを脱出したときにも、これとよく似た出来事がありました(出14:21-31参照)。しかし、前回と違っていたのは、今回は記念の石を積みあげなさいと神が命じられたことです。それは将来、子どもたちがその石について質問をし、親たちが、神の力強い御手が成してくださったことを話せるようにするためでした(ヨシ4:23-24)。

神はイスラエルの民の面倒をずっと見てくださいました。同じように、今日、私たちの面倒もよく見てくださいます。あなたはどのような「記念の石」を置いて、自分が再確認をしたり、神の御力を子どもや孫たちに話したりする準備をしていますか。

(Cindy Hess Kasper)

神が良くしてくださったと思い出すのは、疑いを治療する良い薬だ。