1年で聖書を!
◆ Ⅰサムエル記15-16
◆ ルカ10:25-42
聖書のみことば 黙示録22:1-7

 
見よ。わたしは、すべてを新しくする。―黙示録21:5


ふたりの幼い兄弟は毎週日曜日の礼拝で最前列に座り、自分たちの父親が会衆賛美をリードするところを見ていました。ある晩、父は子どもたちをベッドに寝かしつけると、ひとりが泣いているのに気づきました。どうしたのかと聞いても息子は口ごもっています。しかし、ついに口を開きました。「パパ、聖書には僕たちは天国で永遠に神さまを賛美するって書いてあるよ。そんなの長過ぎるよ!」彼は天国が、父親がリードしているような賛美が長々とつづいている場所だと想像したので、すごく退屈だと思ったのです。

天国がどのような場所なのかもう少し詳しく知ることができたら、と考えることもありますが、退屈という言葉が決して当てはまらない場所だというのは確かです。「水晶のように光るいのちの水の川」(黙示22:1)など、今まで見たことのない美しさを目にします。天国の都を照らす「神の栄光」を体験するのです(21:23、22:5)。そして、痛みや悲しみの無い永遠の人生を楽しみます(21:4)。
 

そうです。天国で私たちは確かに賛美します。「あらゆる部族、国語、民族、国民の中から」(5:9)、人々がイエスをほめたたえて喜びます。イエスは、私たちのために死んでよみがえられた、賛美を受けるにふさわしい子羊です(5:12)。

私たちは、とこしえに主の臨在の栄光を浴びて過ごします。けれども1秒たりとも退屈な時間はないでしょう。

(Anne Cetas)

地上の楽しみは天上の喜びと比べるに足らない。