1年で聖書を!
◆ Ⅱ列王記4-6
◆ ルカ24:36-53
聖書のみことば イザヤ書66:7-13

 
主に信頼して善を行え。地に住み、誠実を養え。―詩篇37:3


コマドリのヒナの写真を撮ろうとして茂みにカメラを置くと、ヒナは目を開けずに口を開けました。枝が動くときはいつも、母鳥が来て餌がもらえます。それで、今、ガサガサと茂みで音を立てているのが何なのか、彼らは目を開けて見ようともしませんでした。

愛情深い母親というのは、この種の信頼を子どもたちに与えてくれます。そんな母親がいるのは祝福です。私は、母がテーブルの上に置いてくれた物を疑うことなく食べて育ちました。嫌いな物も食べさせられましたが、母がそうするのは、私にとって大切なことだからと分かっていました。もし、母が手間暇を惜しんだなら、ファーストフードばかりを食べさせられていたでしょう。〇〇しなさいとか、〇〇してはいけませんと、あれこれ言われましたが、母は私の最善を考えて、そう言っていると分かっていました。母の目的は、私の楽しみを取り上げることではなく、私を守ることでした。

神と私たちの関係は、母子の関係に例えられています。神は「母に慰められる者のように、わたしはあなたがたを慰め、…」と語っておられます(イザ66:13)。私たちは神の子どもなので、自分に何が起こるのだろうと恐れたり、他の人の身に起こったことをうらやんだり、ねたんだりする必要はありません。「…不正を行なう者に対してねたみを起こすな」と聖書は語ります(詩37:1)。神が良いお方であると信頼するなら、私たちは、神の忠実さによって養われていきます。

(Julie Ackerman Link)

私たちは、神の配慮に取り囲まれている。