1年で聖書を!
◆ Ⅱ列王記22-23
◆ ヨハネ4:31-54
聖書のみことば Ⅰヨハネ3:10-18

 
義を行わない者はだれも、神から出た者ではありません。
―Ⅰヨハネ3:10


クリスチャンを嫌う人たちの言い分が、「クリスチャンらしくない(UnChristian)」という本の中に列挙されています。彼らの主な不満は、一部のクリスチャンたちのそうでない人たちに対する態度です。この本の著者が調査した人たちは、クリスチャンは自分たちとは違う人たちに対しては偽善的、批判的、そして、態度が横柄で不親切だと見ていました。

クリスチャンに対するこんな見解を聞くのは嫌なものです。けれども、クリスチャンでない人たちが見ていることの中には、私たちの想像以上の真実がある場合もあります。
 
ヨハネの手紙第一3章1節は、「私たちが神の子どもと呼ばれるために、…御父はどんなにすばらしい愛を与えてくださったことでしょう」と語ります。ヨハネの対比は鮮明です。クリスチャンは義を愛し、罪から遠ざかり、互いに愛し合います。一方、キリストを信じる信仰を拒絶する人は、罪を犯しつづけ、人を憎み、死のうちにとどまるのです。

何と強烈な発言でしょう。人は、イエス・キリストに従うか、悪魔に従うかのどちらかであり、カインになるか、アベルになるかです(12節、創4:8-15)。使徒ヨハネによるならば、本物の神の子どもだという証明は、その人が他の人を愛するか否かなのです(3:10、18-19節、4:7-8)。私たちは、罪を犯し続けながら、キリストを信じていると主張することはできません。自分の言動が自分の信仰を常にバックアップするように、しっかりやりましょう。

(Dave Egner)

クリスチャンであるにはふたつ必要条件がある。それは、信じていることと、信じているように行動することだ。