1年で聖書を!
◆ Ⅰ歴代誌22-24
◆ ヨハネ8:28-59
◆ Ⅰ歴代誌22-24
◆ ヨハネ8:28-59
聖書のみことば マタイ6:25-34
あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。―マタイ6:34
バスケットボールのスター選手が、ラジオのインタビュー番組で、勝敗を決定づける重要な場面でシュートを成功させるコツを尋ねられました。番組の司会者は、大きなプレッシャーの中で、なぜあんなにも冷静でいられるのか、と質問しました。彼の答えは、状況を単純化する、というものでした。つまり、「シュートを一本決めれば、それでよい」。これが、複雑な状況の単純化です。「今、目の前にあるものだけに集中する。」「コーチやチームメイトの期待を気にしない。」これが彼の言う単純化です。
人生の苦難に打ちのめされそうだ、ということがあります。イエスは、そんなこともあるとご存知でした。そして、そんなときは単純化しなさい、と促されました。「あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります」(マタ6:34)と言われたのです。これが、いかにして心配の持つ威力を低下させるか、という問題に対する、イエスの賢明な答えでした。心配が成就させるものは何もありません。問題に飲まれてしまいそうだという意識が強くなるだけです。問題は起こってから、ひとつずつ対処しましょう。一日ずつ生きていきましょう。そして、神が適切に対応する知恵をくださる、と信じましょう。
生きるのは辛くて大変すぎると感じたなら、今日できることをして、残りは神に委ねましょう。イエスは「労苦はその日その日に、十分あります」(マタ6:34)、とおっしゃっているのですから。
将来のことを心配すると、今を生きる喜びを失ってしまう。
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