新鮮な驚きを持ち続ける
◆ Ⅱ歴代誌7-9
◆ ヨハネ11:1-29
これらがあなたがたに備わり、ますます豊かになるなら、あなたがたは、私たちの主イエス・キリストを知る点で、役に立たない者とか、実を結ばない者になることはありません。―Ⅱペテロ1:8
最近、妻が旅をしたとき、飛行機に初めて乗る子どもが近くに座っていました。飛行機が離陸すると、彼は興奮して「ママ、見て!すごく高いよ。みんなちっちゃくなっていく!」と叫び、さらに「雲があるよ。どんなふうかなぁ」などと言っています。ほどなく、乗客は読書をしたり、居眠りをしたり、ビデオを見たりしましたが、その子は窓に張り付いたままで、眼下のすばらしい世界に魅了されていたそうです。
聞いていますか
◆ Ⅱ歴代誌4-6
◆ ヨハネ10:24-42
あなたがたが彼らの目の前で岩に命じれば、岩は水を出す。―民数記20:8
モーセはイライラし、怒っていました。悪いことは何でも自分のせいにされて、うんざりでした。彼は何年もの間、イスラエルの民を率いて難局を乗り越えてきました。また、トラブルを起こさないように、民のためにとりなしていました。しかし、その報酬は、さらなる悲しみでした。ついに堪忍袋の緒が切れて、「逆らう者たちよ。さあ、聞け。この岩から私たちがあなたがたのために水を出さなければならないのか」と怒鳴りました(民20:10)。
水先案内人の航海日誌
◆ Ⅱ歴代誌1-3
◆ ヨハネ10:1-23
あなたのみことばによって、私の歩みを確かにし、― 詩篇119:133
大航海時代(15~16世紀)に帆船で大海原を冒険した人たちは、危険な沿岸で舵取りをすることもありました。水先案内人たちは様々な航法を用いましたが、そのひとつは航海日誌の利用です。航海日誌は前人未踏の危険な海域を航行した先人たちの記録です。船の船長は、この日誌に記されている出来事を読んで危険を回避し、難所を切り抜けていきました。
単純化
◆ Ⅰ歴代誌22-24
◆ ヨハネ8:28-59
あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。―マタイ6:34
バスケットボールのスター選手が、ラジオのインタビュー番組で、勝敗を決定づける重要な場面でシュートを成功させるコツを尋ねられました。番組の司会者は、大きなプレッシャーの中で、なぜあんなにも冷静でいられるのか、と質問しました。彼の答えは、状況を単純化する、というものでした。つまり、「シュートを一本決めれば、それでよい」。これが、複雑な状況の単純化です。「今、目の前にあるものだけに集中する。」「コーチやチームメイトの期待を気にしない。」これが彼の言う単純化です。