1年で聖書を!
◆ 詩篇72-73
◆ ローマ9:1-15
◆ 詩篇72-73
◆ ローマ9:1-15
聖書のみことば エペソ6:10-18
御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい。―エペソ6:17
教会の小学生のプログラムで、ある子どもが暗唱聖句の個所を読みましたが、彼が聖書になじんでいないことはすぐに分かりました。彼らは霊の武具について学んでいたので、暗唱個所はエペソ人への手紙6章17節の「御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい」でした。けれども、何章何節というところにきて、彼は「数字の部分まで暗唱しなければならないなんて知らなかった。だって、ただの時間なのに」と言いました。時刻は午後6時17分になるところだったので、彼は、その数字が今の時刻を意味していると思ったのです。私は笑って自分の聖書を開き、数字は章と節を表していると教えました。
どの書の何章何節か、まで分かっていると助けになりますが、聖書のみことばそのものが心に蓄えられていることが、何より肝要です(詩119:11)。聖書のみことばを覚えていると、サタンの攻撃をかわすことができます(エペ6:10-18)。例えば、サタンがイエスを荒野で誘惑したとき、キリストは聖書のみことばによって防衛なさいました(マタ4:1-11)。私たちも同じようにできます。「神に従わないこともできますよ」と誘惑されたとしても、自分の心に蓄えたみことばを思い出すことによって、なおも従っていこうと自分で決心することができます。また、聖書の教えを人に伝えて、一緒に神を信じましょうと励ますこともできます。
私たちはいつでも、神のみことばという霊の武具を身に着けていなければなりません。
神の武具を突き破って侵入できる悪はない。