1年で聖書を!
◆ 詩篇89-90
◆ ローマ14
聖書のみことば エレミヤ書7:1-11
 
あなたがたの行いと、わざとを改めよ。―エレミヤ書7:3

友人が世界にある20の美しい教会の写真を送ってくれました。北はアイスランドから南はインドまで、これらの教会は、それぞれに特徴のある美しい建築物です。

エレミヤの時代の最も美しい礼拝の場所は、エルサレムにあった神殿でした。ヨシヤ王は、その神殿を修復し、復元しました(Ⅱ歴34-35章)。人々は建物の壮大さに取り付かれて、愚かにも、神殿さえあれば主が敵から守ってくださると思いました(エレ7:4)。しかしエレミヤは、彼らの中に罪があると指摘しました(3節、9-10節)。神は、ご自分の御名によって建てられた美しい神殿であっても、そこに集う人たちの心が美しくないなら、少しも感動されません。外見だけを整えても、内面の敬虔さを伴わない礼拝ならば、神はまったく興味を示されません。宗教的な儀式をきちんと守っているから、神が自分たちを守ってくださると考えるのは間違いです。
 

聖書を読み、祈り、教会生活をしているのだから、私たちを守るのは神の義務だ、ということはありません。神は操り人形ではありません。私たちが聖書を読んだり、祈ったり、交わったりする目的は、神との関係を深めるためです。そして、自分たちを取り巻く世の人たちとは異なった生き方ができるようになるためです。

(C.P.Hia)

神は操られるようなお方ではないことを覚えておこう。