Month: 8月 2011

武具を身につける時

1年で聖書を!
◆ 詩篇72-73
◆ ローマ9:1-15
聖書のみことば エペソ6:10-18
 
御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい。―エペソ6:17

教会の小学生のプログラムで、ある子どもが暗唱聖句の個所を読みましたが、彼が聖書になじんでいないことはすぐに分かりました。彼らは霊の武具について学んでいたので、暗唱個所はエペソ人への手紙6章17節の「御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい」でした。けれども、何章何節というところにきて、彼は「数字の部分まで暗唱しなければならないなんて知らなかった。だって、ただの時間なのに」と言いました。時刻は午後6時17分になるところだったので、彼は、その数字が今の時刻を意味していると思ったのです。私は笑って自分の聖書を開き、数字は章と節を表していると教えました。

予期せぬもの

1年で聖書を!
◆ 詩篇70-71
◆ ローマ8:22-39
聖書のみことば 箴言16:1-9
 
人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かなものにするのは主である。―箴言16:9

トニーは、失っていなかったものを探していて、探していなかったものを見つけました。その結果、思いがけない祝福を受けました。

つらい別れ

1年で聖書を!
◆ 詩篇68-69
◆ ローマ8:1-21
聖書のみことば 詩篇68:1-10
 
みなしごの父、やもめのさばき人は聖なる住まいにおられる神。―詩篇68:5

末の息子が陸軍に入隊したとき、これから大変なことになると覚悟しました。息子は危険なところに行き、体力的にも、精神的にも、また霊的にも試練に直面するでしょう。またある意味で、私たちの家は、彼にとってはもう完全に自分の家ではなくなるのです。彼が入隊するまでの数ヶ月間、私たち夫婦は感情をぐっと押し殺して、この現実に耐えていました。

みことばを伝えよう

1年で聖書を!
◆ 詩篇66-67
◆ ローマ7
聖書のみことば 詩篇19:7-14
 
それらは、金よりも、多くの純金よりも好ましい。―詩篇19:10

著名な実業家ジェリー・マクモリスは、50年前、コロラド大学の学生だったときに、ウォール・ストリート・ジャーナル紙を読み始めました。そして最近、数百部の購読予約をして、感謝の印として母校に寄付し、大学院の経営学部の学生たちに無料で配れるように手配しました。マクモリス氏はコロラド・スプリングの地方新聞、ガゼット紙に次のように語っています。「私は毎朝、仕事に取り掛かる前にウォール・ストリート・ジャーナル紙を読む習慣を身に着けました。それによって、ビジネス社会の動きを広く正しく見る目を養われました。学生でありながら、実際のビジネス界の問題を理解することに役立ちました。」

よい祈り

1年で聖書を!
◆ 詩篇63-65
◆ ローマ6
聖書のみことば ヨシュア記1:1-9
 
わたしは、モーセとともにいたように、あなたとともにいよう。わたしはあなたを見放さず、あなたを見捨てない。―ヨシュア記1:5

自分の祈りを恥じるときがあります。中身のない決まり文句が、ついつい口をついてしまいます。それは、親しい人に言葉を選んで心を伝えるというものではありません。困ったものだと思う(そして、神を不機嫌にさせてしまっているかもしれないと思う)のは、「主よ、ともにいてください」という言い回しです。神は決して私を離れないと聖書で約束しておられるのに、私たちがこう祈ってしまうことです。

友の声で目覚める

1年で聖書を!
◆ 詩篇60-62
◆ ローマ5
聖書のみことば ヨハネ14:1-7

わたしのいる所に、あなたがたをもおらせるためです。―ヨハネ14:3

数年前のことですが、がんの精密検査を受けることになりました。担当の医師や医療スタッフは有能で熟練した人たちですが、私の個人的な知り合いではないので、とても心細く感じました。しかし、麻酔から覚めると美しい声が聞こえました。妻が、「あなた、よかったわ。どこも悪いところはなかったわよ」と話しかけていました。私は、彼女の笑顔を見て安心しました。不安におののく私が欲していたのは、私を愛している人の励ましだったのです。

良いわざに励みなさい

1年で聖書を!
◆ 詩篇57-59
◆ ローマ4
聖書のみことば ルカ6:27-36
 
ナザレのイエス……神がともにおられたので、巡り歩いて良いわざをなし、また悪魔に制せられているすべての者をいやされました。―使徒10:38

今日、良いことをしても、明日には忘れられてしまう。でもとにかく良いことをしなさい、と言った人がいます。良い言葉だし、大切な戒めだと思います。イエスは「巡り歩いて良いわざをなし」たと、ルカが使徒の働きの中で記述しています(使10:38)。