1年で聖書を!
◆ 詩篇60-62
◆ ローマ5
聖書のみことば ヨハネ14:1-7

わたしのいる所に、あなたがたをもおらせるためです。―ヨハネ14:3

数年前のことですが、がんの精密検査を受けることになりました。担当の医師や医療スタッフは有能で熟練した人たちですが、私の個人的な知り合いではないので、とても心細く感じました。しかし、麻酔から覚めると美しい声が聞こえました。妻が、「あなた、よかったわ。どこも悪いところはなかったわよ」と話しかけていました。私は、彼女の笑顔を見て安心しました。不安におののく私が欲していたのは、私を愛している人の励ましだったのです。

イエスを信じる人たちの行く手には、同様の励ましがあります。私たちが天国で目覚めたとき、そこにおられるのは、誰よりも私を愛してくださったお方、イエスです。クリスチャンは、そのことを思って心を慰めることができます。
 

ある祈祷書には、この信仰の希望が次のように書かれています。「目覚めたのち、贖い主は、私を起こされます。私は肉体にあって、神を見るのです。私は自分の目で主を見ます。そのお方は私の友であって、見知らぬ人ではありません。」

あなたにとって、死は恐ろしいものでしょうか。イエスは約束してくださいました。私たちがこの世から後の世界に移るとき、主はそこにおられます。イエスは、「わたしのいる所に、あなたがたをもおらせるため」に、迎えに来てくださると言われました(ヨハ14:3)。クリスチャンは死んだ後、最も親しい友に名を呼ばれて目覚めます。これは何という慰めでしょう。

(Dennis Fisher)

天国でイエスにまみえることは最大の喜びだ。