1年で聖書を!
◆ 箴言30-31
◆ Ⅱコリント11:1-15
◆ 箴言30-31
◆ Ⅱコリント11:1-15
聖書のみことば Ⅱ列王記19:10-19
主よ。御耳を傾けて聞いてください。主よ。御目を開いてご覧ください。―Ⅱ列王記19:16
ジェームスは1歳半になりますが、自信たっぷりに家族を先導し、大きな教会の廊下を歩いていきました。お父さんは、息子が巨人(大人)たちの間をぬって、よちよち歩いて行くのを見守りつつ、後についていきました。ところが突然、ジェームスの視界からお父さんが消えてしまったのです。さあ、大変!ジェームスはパニックになり、立ち止まってキョロキョロすると、「パパ、パパ!」と泣き出しました。お父さんは、急いで彼のそばに走り寄り、幼いジェームスの伸ばした小さな手を、しっかりと握りしめました。するとすぐ、ジェームスは安心したのです。
列王記第二には、手を伸ばして神に助けを求めたヒゼキヤ王の話が記されています(19:5)。アッシリヤの王、セナケリブがヒゼキヤ王とユダの人々を脅かし、「おまえの信頼するおまえの神にごまかされるな。…おまえは、アッシリヤの王たちがすべての国々にしたこと、それらを絶滅させたことを聞いている。それでも、おまえは救い出されるというのか」と言いました(10-11節)。ヒゼキヤ王は主の宮に行って、「地のすべての王国があなただけが神であることを知るように」、彼らの手から救ってくださいと祈りました(14-19節)。神はヒゼキヤの祈りに応えてくださいました。主の御使いが敵を打ち、セナケリブは退却したのです(20-36節)。
もし、神の助けを必要とする状況にあるのなら、神に向かって手を伸ばし、祈りましょう。神は元気づけてくださり、助けてくださると約束しておられます(Ⅰコリ1:3-4、ヘブ4:16)。
試練の闇が深いなら、神の助けはきっと間近だ。