神を待ち望む
カズトと妻ミギワは、不安な気持ちで心エコー検査の結果を待っていました。彼女の肝機能は9カ月以上悪化し続けていて、夫の肝臓の一部を早急に移植することになっていました。ただ、彼女の心臓の状態が改善しなければ、手術はできません。前回の検査では、わずかに改善の兆しがありました。
戦いは神のもの
キャロルは、教会を拠点に近隣の高齢者の方々を支援することに喜びを感じていました。しかし、支配的なリーダーにあれこれ批判され、心身に不調をきたし、その働きを辞めるように、カウンセラーに助言されました。けれども、お年寄りを「見捨てる」ようで嫌でした。それで、神に対処法を尋ねました。神は、彼女を認め、慰めてくださり、圧力に対する恐れを主に委ねるように、そして、そのリーダーに対して黙っていてはいけない、ただし問題の解決は、主に委ねること、と示されました。
行動する神
ジェイは合理的な思考の持ち主で、聖書の奇跡の記述をうさんくさく感じていました。心がざわつくのは、友人のまっすぐな信仰です。それで、奇妙な祈りをしました。「私に信じてほしいなら、説明のつかないことをしてください」
成長させてくださる神
ラム・ワイチャンは、日本の教会に仕えようと国を出ましたが、着いて慌てました。会員はわずか20人。日本のキリスト者は、総人口の1%未満。宣教師の墓場と言われて久しく、多くの教会はがらがらです。まるで沈みかけた船を引き継いだ気分だった、と彼は言います。そこで必死になって祈ると、神の語りかけを感じました。「教会を私に返しなさい」
絶えず祈りなさい
曽祖母のクララが亡くなった後、彼女の祈りが書き連ねられたリストが家宝になりました。そこには、親戚、友人たちの名前がタイプライターで記され、有名な伝道者、牧師、ミッション団体の働きもあり、全長で3メートル以上もあります。新しい祈祷課題は余白に手書きで追加されていました。まだ幼かった私の母の名前もあり、胸が熱くなりました。
怒りと祈り
アウシュビッツでのおぞましい体験の後、エリー・ウィーゼルは信仰を失いました。当時を思い、「愛の神よ、あなたはどこにいたのですか。……あなたを心から信じていたのに」と葛藤していました。しかし、後に、信仰を失ったわけではないと気付きました。「信じていたからこその怒りです。今もなお、神に怒っている」と。確かに、存在を信じない相手に対して怒(いか)ることはできません。
友人の信仰
ある女性が、会議でプレゼンをする友人の顔色が悪いと気になって大丈夫か確認すると、その人は「この発表はやり遂げたい。明日の朝、治っていないなら医者に行く」と答えました。この女性は、最後まで会議に残れないので、別の友人に後を託しました。
虹という答え
オーウェンは休暇中、同僚からショッキングな連絡を受け取りました。「上司が君を解雇しようと後任を探している」。彼は、動揺して、夜明けに起きて祈りました。「主よ、あなたはどこにおられるのですか」。そしてカーテンを開けると、湖上にかかる大きく美しい虹が見え、瞬時に心地よい温もりに包まれました。彼は当時を回想し、「まるで神が『大丈夫、私はここにいる』と語りかけてくださったようだった」と述べています。
和解とへりくだり
子どもの頃、隣町に親戚が住んでいましたが、私の家族とは疎遠でした。食料品店で会っても知らん顔。私たちは当時、教会に行っていなかったので、いとこたちは、そういう人間とは付き合うなと親に言われていました。それで、後年、私の長兄の葬儀に、いとこの一人が来てくれた時は驚きました。彼は、私たち一人一人に謙虚に謝ってくれました。私たちの関係は、ここから修復に向かいました。