1年で聖書を!
◆ エレミヤ書24-26
◆ テトス2
◆ エレミヤ書24-26
◆ テトス2
聖書のみことば 詩篇119:9-16
あなたに罪を犯さないため、私は、あなたのことばを心にたくわえました。―詩篇119:11
フィラデルフィアに出張したとき、毎朝、ブロード通りを市役所に向かって歩き、地下鉄の駅に行きました。途中、何かを待っている人たちの長い行列を見かけました。彼らの年齢、人種、風貌などはさまざまです。毎日の行列を不思議に思っていましたが、3日ぐらいたって、何の行列なのかと通りがかりの男性に尋ねました。すると、この人たちは麻薬所持などの違法行為を犯して保護観察か仮釈放期間中なのだと教えてくれました。彼らは、毎日薬物テストを受けて、薬物を摂取していないこと、つまり「汚れていない」と証明しなくてはいけないのだそうです。
この話は、神の前に汚れていない状態を保つべきことを強く印象づけました。詩篇の作者は、どうすればきよく生きられるだろうかと考えました。そしてその答えは、神の教えをよく学び、行動に移すことだと結論づけました。彼は言いました。「あなたに罪を犯さないため、私は、あなたのことばを心にたくわえました。主よ。あなたは、ほむべき方。あなたのおきてを私に教えてください… 私は、あなたのおきてを喜びとし、あなたのことばを忘れません」(詩119:11-12、16)。
神のみことばに照らされて、私たちは自分たちの罪を見ます。同時に、キリストの中に神の愛も見ます。聖書は「もし、私たちが自分の罪を言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます」(Ⅰヨハ1:9)と語ります。
さあ、神の恵みによってきよくあり続けましょう。
賢くなるために聖書を読み、平安に生きるためにそれを信じ、きよくなるためにそれを実行しよう。