1年で聖書を!
◆ エゼキエル書8-10
◆ ヘブル13
聖書のみことば 使徒17:19-31
 
私たちは、神の中に生き、動き、また存在しているのです。あなたがたのある詩人たちも、「私たちもまたその子孫である」と言ったとおりです。
―使徒17:28

永遠、真理、善悪などといったことに無関心な人々が増えつつある社会で、私たちと信仰を同じくしない人たちに、福音を伝えることは可能でしょうか。

キリストのことを知らない人々と接するためには、「文化的バイリンガル」になるのもひとつの方法です。つまり、彼らになじみがあることでコミュニケーションを図ります。たとえば、音楽、映画、スポーツ、テレビ番組などについて、何気ない話をしてはどうでしょう。自分たちと同じような人だと思ってもらえたなら、人々は心の扉を開いて、時代を超えたキリストのメッセージを聞いてくれるかもしれません。
 

使徒パウロは、使徒の働き17章で模範を示しています。彼は、アテネのアレオパゴスに来ました。そこで、「私たちは、神の中に生き、動き、また存在しているのです。あなたがたのある詩人たちも、『私たちもまたその子孫である』と言ったとおりです」と語りました(使17:28)。つまり、異教徒のギリシャ人の詩を引用して、本当の神を知らない人々に話しかけ、霊的な価値観を述べるきっかけを作りました。

パウロは、ギリシャ人が読んでいる詩を知っていて、それを用いて語りかけました。私たちも「そうだな」と人々に思ってもらえるような形で福音を提示すれば、大きなインパクトを与えることができるでしょう。

近所の人や同僚に、福音を伝えたいですか。それなら、「バイリンガル」になりましょう。

(Bill Crowder)

聖書の内容を社会と接触させるようにしなければならない。