Month: 12月 2011

平和

1年で聖書を!
◆ エゼキエル書47-48
◆ Ⅰヨハネ3
聖書のみことば コロサイ1:19-29
 
あなたがたも、かつては神を離れ、……今は神は……あなたがたをご自分と和解させてくださいました。―コロサイ1:21-22

平和はアダムとエバの時代に失われました。禁断の木の実を食べて自分たちが裸であることに気づくやいなや、ふたりは互いに相手を責め始め(創3:12-13)、神の平和な星に対立を持ち込みました。このふたりの末裔(私たちも含まれる)は悲しいことに、祖先の悪い模範に倣っています。私たちは自分が間違ったときでも他人のせいにする一方で、誰かが失敗したときには、責任をたらい回しにすることに腹を立てるのです。自分の不幸を他人のせいにするなら、家族や教会、地域社会や国家を分裂させます。私たちは平和を作ることができません。誰に責任を負わせようかと、犯人捜しに夢中になるからです。

砂の城

1年で聖書を!
◆ エゼキエル書45-46
◆ Ⅰヨハネ2
聖書のみことば ルカ12:22-34
 
あなたがたの宝のあるところに、あなたがたの心もあるからです。
―ルカ12:34

子どもたちが小さかったころ、冬になると家族を連れて、フロリダの両親のところに帰省しました。ミシガン州は寒いところですから、温暖な気候の地で過ごせることは、何よりの楽しみでした。私は海岸でゆっくり本でも読もうと、心待ちにしていました。ところが、子どもたちにもプランがありました。一緒に砂の城を作ろうというのです。しぶしぶ立ち上がって参加しましたが、気がつくと夢中になっていました。何時間もかけて立派な城を作りましたが、潮が満ちて、私の努力の結晶を流し去るのは時間の問題です。けれども、夢中になっているときは、そんなことは考えもしないのです。

忙しすぎることはない

1年で聖書を!
◆ エゼキエル書42-44
◆ Ⅰヨハネ1
聖書のみことば 詩篇145:8-21
 
主を呼び求める者すべて、まことをもって主を呼び求める者すべてに主は近くあられる。―詩篇145:18

学生たちに貸していた妹夫婦の家に、泥棒が入ろうとしたことがありました。住人の女子学生は、まさに泥棒が侵入しようとしていたとき警察に電話しましたが、警察の電話交換手はこともあろうにこう言ったのです。「ただ今、大変込み合っていますから、明日の朝、改めてお電話ください。」何ということでしょう。この女性は助けを求めてすべきことをしたのに、まったく無視されてしまいました。この種の冷たさには本当に憤慨させられます。

アドベントのテーマ

1年で聖書を!
◆ エゼキエル書40-41
◆ Ⅱペテロ3
聖書のみことば Ⅰペテロ1:3-5,13-21
 
イエス・キリストの現れのときあなたがたにもたらされる恵みを、ひたすら待ち望みなさい。―Ⅰペテロ1:13

聖書の書巻はすべてつながっており、関係性を持っています。私は以前からそのことを信じていましたが、それでも、先月読んだペテロの手紙第一が、アドベントの4つのテーマすべてに触れていることに気づいたときは、今さらながら驚きました。アドベントは、キリストの再臨を意識しつつ、キリストの降誕を祝う準備をする期間です。神がキリストと共にくださった希望、平和、喜び、愛を強調する時です。