1年で聖書を!
◆ 創世記3-5
◆ 創世記3-5
聖書のみことば ルカ6:27-36
自分の敵を愛しなさい。彼らによくしてやり、返してもらうことを考えずに貸しなさい。―ルカ6:35
アラスカ北部の凍った大地を巨大なトラックで走る仕事には、ユーモアのセンスも必要なのでしょう。トラック運転手のアレックスは大声で笑います。ところが、トラック同士の無線を通して聞こえてくる彼の大笑いを、うっとうしいと思う運転手もいました。その人は、アレックスを中傷するようなことを言いました。
そんなことがあって間もなく、アレックスの悪口を言った運転手は、雪道のハンドル操作を誤って側溝に落ちてしまいました。雪は車軸の高さまであります。こんな苦境に助けが現れるでしょうか。こんな人里離れた場所を通りかかる車があるでしょうか。そうです。アレックスが通りかかったのです。
あなたならばどうでしょう。トラブルに見舞われた男を横目に、笑いながら去って行きますか。アレックスは違いました。自分のトラックを止め、数時間かけて車軸を掘り出す手伝いをしました。作業が終わると、アレックスは言いました。「仲直りするチャンスがあるなら、俺は、いつだってするさ。」そしてもちろん、大声で笑いました。
これは、私たちみんなに対する教訓です。ルカの福音書6章でキリストが命じられたこと、つまり、自分の「敵」によくしてあげることです。誰かに悪口を言われたなら、アレックスを思い出しましょう。そして、単に笑って忘れるのではなく、その人のために何かをしましょう。そうすれば、友を勝ち取れるかもしれません。
良い手本を見せることが最高の礼拝メッセージだ。
トピック:
愛