1年で聖書を!
◆ 創世記27-29
◆ 創世記27-29
聖書のみことば 詩篇33:10-15
主は……国々の民の計画をむなしくされる。主のはかりごとはとこしえに立ち、―詩篇33:10-11
あなたの生活が私のようだったら、毎日は計画に基づいて動いているでしょう。私のスケジュール帳には人と会う約束や会議の予定、その他の「やることリスト」が記されています。ですから、予定にないことが割り込んでくると、決められたスケジュールは大幅な変更を余儀なくされ、とても煩わしいのです。しかし反面、実りをもたらすこともあります。
当たり前の日常に突然何かが割り込んできたために、神のご計画が大きく前進したことがあります。例えば、マリヤの人生です。マリヤの前に天使が突然現れ、彼女にイエスという名の息子が与えられると知らせました。マリヤは処女で婚約していたので、この知らせは非常に衝撃的で、心を騒がせるものでした(ルカ1:26-31)。また、パウロの場合はどうでしょう。サウロは熱心なユダヤ教徒で、初期のキリスト教徒を迫害していました。ところが「その道」の信者をさらに逮捕しようとダマスコに行く途中、イエスに出会い、目が見えなくなりました(使9:1-9)。まさかの出来事が割り込んできて、サウロの人生は大きく変わりましたが、この変化はキリスト教の発展に大きな意味を持ちました。
詩篇の作者は、主は「民の計画をむなしくされる」ことを私たちに思い起こさせてくれます(詩33:10)。しかし、秩序ある生活に邪魔が入ると、私たちは、苛立ったり、恐れたり、疑ったりしがちです。日常の中で神に驚かされることもありますが、そこにはチャンスがたくさんあります。神がくださった新しい「やることリスト」を歓迎しましょう。
予定外のことが起きたら、その中に神の目的を探そう。
トピック:
計画