1年で聖書を!
◆ Ⅰサムエル記4-7
聖書のみことば 詩篇119:97-104
 
どんなにか私は、あなたのみおしえを愛していることでしょう。これが一日中、私の思いとなっています。―詩篇119:97

インターネットの聖書検索サイト「バイブル・ゲートウェイ」を訪れる人は、月間約800万人です。2010年はヨハネの福音書3章16節が最も検索されたみことばでした。

これは少しも不思議ではありません。このみことばは、神が私たちを非常に愛しておられるので、ご自分のひとり子を送って私たちを罪から救い、永遠のいのちをくださったと語ります。アクセス数の第10位は「あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい」というイエスの大宣教命令でした(マタ28:19)。その他にも、エレミヤ書29章11節やローマ人への手紙8章28節といった、神の民に対する素晴らしいご計画や目的が記されている聖書個所が、トップテンに入っていました。

聖書は探し出して分かち合うべき真実に満ち溢れています。詩篇119篇は、聖書の中で最も長い一篇(一章)ですが、この作者は、神のみことばに対する自分の思いを記しています。彼は、神のみことばを探し出し、神の教えに触れたいと願っています。「どんなにか私は、あなたのみおしえを愛していることでしょう」と語ります(97節)。今日の聖書のみことばには、この人が、なぜみことばを愛するのかが書かれています。その理由は、知恵と悟りを与えてくれる、悪の道に踏み込まないように制してくれる、そして、それがとても甘いから、です。そういうわけで、彼は「一日中」みことばを思いめぐらしています。

時間をとって聖書を読み続けていきましょう。聖書を学べば学ぶほど、私たちはこれを愛するようになります。そして、その著者である神を愛するようになります(97節)。

(Anne Cetas)

聖書を読めば読むほど、作者である神をより愛するようになる。