1年で聖書を!
◆ Ⅰサムエル記8-10
◆ Ⅰサムエル記8-10
聖書のみことば ルカ12:16-21
愚か者は心の中で、「神はいない」と言っている。―詩篇14:1
イエスは優しいお方ですから(マタ19:13-15)、誰かを愚か者と軽蔑するのは、そのお人柄と矛盾しています。しかし、パリサイ人たちについて語るとき、イエスはこのような言葉を使われました(マタ23:17-19、ルカ11:39-40)。
イエスはまた、貪欲にならないように注意すべきだという話の中でも、愚か者という言葉を使われました(ルカ12:13-21)。このたとえ話の人物が、より大きな倉を建てて作物を蓄えておこうとしたことが愚かだったのではありません(16-18節)。畑に積んで雨ざらしにしておくほうが、よっぽど愚かなことでしょう。また、この豊作の穀物を何年も蓄えておこうと考えたことが愚かだったのでもありません(19節)。聖書は、蟻の模範にならって刈り入れを集めて蓄えるように、私たちに勧めているのです(箴6:6-8)。
この人が愚かだったのは、神抜きで状況を見たことです。この男は自らの命が神の御手の中にあることを理解していなかったので、愚かだったのです。彼は、この世で快適な生活を送ろうと慎重に計画を立てていましたが、永遠のために計画を立てることや、天に宝を蓄えることはしませんでした。それは大失敗でした(マタ6:20)。
あなたが将来の計画を立てるとき、その計画の中に、神はおられますか。終わりの時に、主から愚か者と呼ばれないようにしましょう。
失うことのないものを得るために、持ち続けることのできないものを与える人は、愚かではない。-ジム・エリオット
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