1年で聖書を!
◆ Ⅱサムエル記19-21
◆ Ⅱサムエル記19-21
聖書のみことば イザヤ書40:6-11
すべての人は草、その栄光は、みな野の花のようだ。―イザヤ書40:6
カシャっとシャッターの音がして、美しい永遠の一こまが切り取られました。砕ける波に晩夏の陽光が反射して、金色の水のしずくが岸辺に降り注いでいるかのようです。私たちがカメラを持ってその場にいなかったなら、この美しい瞬間を見られるのは神だけです。他の多くのものもそうです。神がご覧になるだけで、来ては去っていきます。
いくつの波がミシガン湖の岸辺に寄せるか、分かる人はいないでしょう。その波の一つひとつは、この世にひとつだけのものです。同じように、神は日常的でありふれた物の中に、想像を絶する美を創られます。神は水と空気ですばらしい芸術作品を生み出されます。私たちは、地上や天空、そして海という「神の画廊」を満喫できます。しかし、地球上の美の大半は、私たちに届きません。神だけがご覧になります。
神はこのように自然を用いて栄光を表されますが、人間も、もうひとつの「画廊」です。私たちもまた、地のちりというありふれたものでできていますが(創2:7)、神はそこに特別なもの、つまり神ご自身の息を加えてくださいました(7節)。私たちの人生もまた、海の波や野の花のようにはかないものです(イザ40:6)。そして、多くの人に気づかれないまま、世に生きて世を去っていきます。一方で、「私たちの神のみことばは永遠に立」ちます(8節)。私たちの人生は、「この神を見なさい」と告げ知らせるために創造された美しい瞬間なのです。
私たちは、創造主に仕える時、人生の目的を果している。
トピック:
創造