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御顔を求めて

毎年、秋になると、オレゴン州西部のハイウェイ18を走る旅人を、丘の上から巨大な笑顔が温かく迎えてくれます。秋に黄金色に染まるカラマツが、背景と目と口の部分の緑とコントラストを作り、ニコニコ顔が現れます。それを見るとうれしくなります。この直径約90mの顔は、植樹による人工のデザインです。土地を所有する木材会社が、2011年に行った、伐採後の森林を再生する取り組みの一つです。

神の壮麗さ

詩人ジェラルド・ホプキンズは、19世紀、ソネット『神の壮麗さ』で、創造の営みに神の威光がみなぎっているさまをたたえています。その詩はまさに、「神の壮麗さ」に満ちあふれています。まばゆいばかりの神の栄光は、「揺すられた金箔が爆発的に放つ閃光(せんこう)のごとく」、燃え立ち、きらめくと述べています。しかし、それほど輝いているのなら、なぜ大勢の人が神の栄光を見逃すのでしょう。彼は、人間がこの世界の全てを「人の手による汚れ」と「俗なる臭気」で覆ってしまったと語ります――その結果、人は、自分を超えた神聖なものが見えないのです。

命の光

無精ひげの男が、1905年、スイスのベルンのアパートに閉じこもって、宇宙に関する複雑な思考に没頭していました。彼は物理学者で、驚異的な集中力で計算を繰り返しました。そして、4カ月間の苦闘の末、世界の仕組みに関する常識の多くを書き換えたのです。彼の名前はアルバート・アインシュタイン。26歳の青年でした。アインシュタインは、科学に関して極めて優秀な頭脳の持ち主でした。にもかかわらず「学べば学ぶほど、知らないことの多さを思い知らされる」と語りました。

神の特別な仕様

全米視覚障害者産業(NIB)は視覚障害者の雇用支援を目的とした非営利団体です。1960年代、米国政府から7千万本のペンの製造を打診されました。官庁用の厳格な仕様に適合できる生産者がいなくなったというのです。NIBには、ペンの製造の実績はありませんでしたが、新たな挑戦に取り組み、仕様に合わせたペンを作りました。この製品は、1967年以降、広く軍関係者の間で使われています。一筆書きなら1マイル(1.6キロ)の線が引けます。また、極端な高温・低温の下でも、ペン先が上に向いていても文字や図を書くことができます。

万物を創造された神

映画『スタートレック』の俳優ウィリアム・シャトナーは、2021年、ロケットに乗って宇宙旅行を楽しみました。そして、後日、その体験を振り返り、搭乗前に想像していた己の心情は的外れだったと語りました。宇宙の壮大さは、生きとし生ける物との深い絆を感じさせてくれると思っていたのに、実際の宇宙は、冷たく空虚な闇の空間で、悲しみを禁じ得なかったそうです。そして、あらためて、地球の美しさともろさをしみじみ思ったといいます。

悲劇から美が生まれた

英国の美しい湖水地方にあるコニストンウォーターは人気の行楽地で、あらゆるウォータースポーツが楽しめます。しかし、大きな悲劇の舞台にもなりました。1967年、世界最速記録の保持者ドナルド・キャンベルは、ジェットボート「ブルーバードK7」を操縦し、世界記録の更新を目指していました。彼は最高時速528キロをマークしましたが、船首が浮いてボートが宙返りし、水中に落下して、自身の偉業を祝うことなく亡くなりました。

御言葉は蜜よりも甘い

デイリーブレッド社の創立者、M.R.デハーン師のデボーション・エッセイが、1959年9月22日の『デイリーブレッド』に掲載されました。クラッカー・ジャックのキャラメルコーンが大好きで、体が欲するのだと書きました。彼の意図は、聖書の御言葉に対する渇望を描写することでしたが、驚いたことに、そのメーカーのポップコーンが次から次へと会社に届いたのです。クラッカー・ジャックのキャラメルコーンを食べたいという彼の欲求は、『デイリーブレッド』の読者の方々が思いがけず満たしてくださったようです。

メガロドンとレビヤタン

数年前、親友のジョーが、長さ15センチほどの黒々としたサメの歯の入った小包を送ってきました。彼は時々突拍子もないものをくれるのです。同封の手紙には「先史時代のサメ、メガロドンの歯の化石だ。ホホジロザメよりもずっと大きい」とありました。メガロドンの顎の大きさは、一説には約3メートルだそうです。何と巨大な獣だったことでしょう。

秘宝

オーストラリア人の写真家クリスチャン・スペンサーは、ブラジルのイタチアイア国立公園で20年以上も撮影しています。彼がとくに好む被写体は、太陽光で虹色に輝く羽を広げたハチドリです。彼は、ハチドリが太陽とカメラの間を飛んでいく時、その羽がプリズムの役割を果たして虹色に輝くことを発見しました。これはハチドリ以外の鳥でも起こることで、それを捉えた他の写真家たちの作品もあります。