1年で聖書を!
◆ Ⅱ列王記4-6
聖書のみことば Ⅰコリント13:4-8
 
神よ。私を探り、私の心を知ってください。私を調べ、私の思い煩いを知ってください。私のうちに傷のついた道があるか、ないかを見て、―詩篇139:23-24

いらぬおせっかいということがあるでしょうか。迷惑な助けがあるでしょうか。もちろんです。もし、押し付けがましかったり、小細工をしたり、イヤと言えないような雰囲気があったりするなら、相手にとってはむしろ厄介でしょう。相手を助ける動機が、自分が心配だからということであるなら、結局は自分を助けようとしているに過ぎません。

助けるという行為の裏にあるものが、神の無条件の愛であるか否か、どうすれば分かるでしょう。どうすれば、純粋な動機で相手を愛することができるのでしょう(箴16:2、21:1、Ⅰコリ4:5を参照)。

私たちは、人を傷つけたり、人の邪魔をしたりしていないか、神に祈って教えていただくことができます(詩139:23-24)。寛容で親切、自慢せず、高慢にならず、無礼をせず、自分の利益を求めず、怒らず、人のした悪を思わない(Ⅰコリ13:4-5)、という愛を表すことができるようにと、神に祈りましょう。

誰か、特に自分の大切な人を助けようとするとき、その動機に心配が全く含まれていないというわけにはいきません。しかし、神の恵みによって、何の見返りも期待せず自由に愛することができるようになります。その達成度を測るテストは、言うまでもないことですが、してあげたことに気づいてもらえなかったり、報いが得られなかったときの、私たちの反応です(ルカ14:12-14を参照)。

主よ、純粋な動機で、他人のためになる方法で愛せるように助けてください。見返りを期待しないで、無条件に愛せるよう助けてください。

(David Roper)

人を助けたいと願うなら、純粋な動機で愛そう。