娘のメリッサは同年代の子どもと同じように、大人になる準備に励んでいました。学校では大学進学を目指すコースに入って、大学入学適性試験の申し込みも済ませました。大人になるためには学業の他にも必要な学びがあります。例えば、対人関係のスキルです。
アレン・ファントがプロデュースした「どっきりカメラ」というテレビの人気番組がありました。予期しない状況に遭遇した普通の人が、滑稽な反応をする様を隠しカメラで撮影するというものです。アレンの息子ピーターは、この番組制作の姿勢について次のように語っています。
幼い頃、叔父夫婦と一緒にミシガン湖に行きました。いとこたちは沖に出て泳いでいましたが、私は岸辺の近くで遊んでいました。すると、叔父のノームが「シンディーは泳げないのかい?」と質問したので、私は「そう。泳げないの」と答えました。すると彼は言いました。「心配しなくてもいいよ。
カシャっとシャッターの音がして、美しい永遠の一こまが切り取られました。砕ける波に晩夏の陽光が反射して、金色の水のしずくが岸辺に降り注いでいるかのようです。私たちがカメラを持ってその場にいなかったなら、この美しい瞬間を見られるのは神だけです。
イリノイ州ナパービルのある教会は、礼拝堂の新しい鐘に沸いていました。教会堂を建設したのは何年も前のことでしたが、その時は、3個所の鐘楼に吊るす鐘を購入するお金が無かったのです。しかし、献堂25周年を記念して、鐘を購入する献金が集まりました。
タラは高校生のとき、いつか重い病気になるもしれないと不安になりました。そこで、大病をしませんようにと、神に祈り始めました。ところが、転機が訪れました。自分の将来に何が起こっても、すべて神に委ねようと考えるようになったのです。
自営業の人はたくさんいますが、ひとりで仕事をするのが寂しいと感じる人もいます。そんな寂しがり屋さんにコミュニティーを提供するために、シェアオフィスが企画されました。広いオフィスを共同で借りて、そこで自分の仕事をするのです。
何年も前、まだカリフォルニア大学バークレー校の学生だったとき、ひどい喪失体験をした学生と親しくなりました。子どもを亡くした上に、妻がショックから立ち直れず、彼のもとを去ったのです。
ごく普通の手荷物検査の最中に、とんでもないものが出てきました。スイスの税関で検査を受けたスーツケースの中から、14枚のピカソのデッサンが見つかりました。これらの作品は1冊のスケッチブックに描かれていましたが、推定で1億2千万円の価値がありました。