1年で聖書を!
◆ Ⅰ歴代誌10-13
◆ Ⅰ歴代誌10-13
聖書のみことば ピリピ3:1-11
私にとって得であったこのようなものをみな、私はキリストのゆえに、損と思うようになりました。―ピリピ3:7
当惑させられる童謡の歌詞があります。それは、「ちびっこジャック・ホーナー すみっこにすわって クリスマス・パイをたべていた おやゆび つっこんで ほしぶどう ひっぱりだして さていわく ぼくってなんていいこちゃん!」です。
普通子どもは、お仕置きのために部屋の隅に座らされるのですから、ジャックが「ぼくってなんていいこちゃん!」と言っているのは、いささか変な話です。彼は美味しいパイは自分の手柄であるかのように強がっているみたいです。
私たちは自分が「できる人」であることを見せて人の関心を得たいと思います。また、人生とは結局自己中心なものだと思ったりもします。しかし、そのように生きることは、自分を欺く妄想です。神の目で見れば、私たちは自らの罪のせいで部屋の隅に座らされています。感謝なことに、パウロの証が正しい見方を示してくれます。彼は世に認められるものを多く持っていたにもかかわらず、進んでそれを捨て、イエスの支配下に入りました。そして、「私にとって得であったこのようなものをみな、私はキリストのゆえに、損と思うようになりました」と語りました(ピリ3:7)。彼は、「キリストを得」る(8節)ために、この世の「勲章」は捨てなくてはならないと理解していました。
というわけで、あなたの自画自賛する権利をイエス・キリストにささげましょう。それが、パウロの言う「誇る者は主を誇」る(Ⅰコリ1:31)ということです。
イエスがおられなければ何もできない。だから、イエスのおかげだと告白しよう。
トピック:
傲慢