1年で聖書を!
◆ Ⅰ歴代誌14-16
◆ Ⅰ歴代誌14-16
聖書のみことば ルカ7:36-49
この女の多くの罪は赦されている……それは彼女がよけい愛したからです。―ルカ7:47
数年前、サモン川に沿ってハイキングをしていると、部分的に樹皮が剥がれた松林を見つけました。昔、この辺りにはアメリカ先住民がいました。彼らは、松の樹皮を剥いでチューインガムにする樹脂を採取していたそうです。いくつかの傷跡は、醜く変形していましたが、結晶化した樹液が風雨にさらされ、つややかで独特な美しい模様を形作っているものもありました。
私たちの罪も同じです。過去の罪による傷跡は残っています。しかし、自分の罪を悔い改めるとイエスに告白して神の赦しを得るなら、その傷跡は美しくなっていきます。
罪の苦さを過去に味わったために、今は悪を嫌悪して善を慕う人がいます。それが、聖(きよ)さというクリスチャンの美しさです。
また別の人たちは、自分はとても神からの栄誉を受けることができない(ロマ3:23)と知ったために、他の人の欠けに対しても心から同情できます。そして、誰かが失敗したり、罪を犯したりしても同情し、その人の再生のために立ち上がって親切に関わります。これは、謙遜というクリスチャンの美しさです。
結論としては、罪の行為から解放されて完全に赦されると、神と親しく深く交わることができるようになります。神はあわれんでくださるお方です。このような罪人は、神をたくさん愛します。なぜなら、たくさん赦していただいたからです(ルカ7:47)。これが、クリスチャンの愛の美しさです。
赦された人の心は美しさの泉だ。