1年で聖書を!
◆ Ⅱ歴代誌26-29
聖書のみことば ローマ12:1-2,9-18
 
そういうわけですから、兄弟たち。私は、神のあわれみのゆえに、あなたがたにお願いします。あなたがたのからだを、……生きた供え物としてささげなさい。―ローマ12:1

あなたが神に造られた目的を生きる人になりなさい。そうすれば、世界を情熱で動かすことができます。ウェストミンスター寺院で行われたウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの結婚式で、司式者のロンドン司教は、シエナの聖カタリナの言葉を引用してこのように語りました。そして、「キリストという人となってご自身を私たちに賜るほどに愛してくださった大きな神の御前で、結婚の約束を交わした」ふたりをテレビで見て、世界中の人たちが感動しました。司教はまた、己を超えたところにある神の愛を追い求めるようにと、ふたりを激励しました。

花嫁の弟は、「そういうわけですから、兄弟たち。私は、神のあわれみのゆえに、あなたがたにお願いします。あなたがたのからだを、神に受け入れられる、聖い、生きた供え物としてささげなさい。それこそ、あなたがたの霊的な礼拝です。この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい」(ロマ12:1-2)という聖書個所を朗読しました。

このロイヤル・ウェディングは、見る者すべてにふたつの真実を伝えました。まずは、イエスの犠牲を通して人に示された神の偉大な愛です。次に、神と結ばれることで人生ががらりと変わり大きな喜びを発見するので、それを体験して欲しいと神が望んでおられるという事実です。神に造られた目的を生きる人生を送る鍵は、ここにあるのではないでしょうか。

(David McCasland)

自分をすべて神に明け渡すことで、自分が神に造られた目的を生きることができる。