1年で聖書を!
◆ Ⅱ歴代誌30-32
聖書のみことば ヨハネ16:7-15
 
聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。―ヨハネ14:26

子どもの頃、夏になると1~2週間ほど祖父母の家で過ごしていました。家の前の通りは、線路で行き止まりになっていました。そういう立地だったので、到着した最初の晩は、貨物列車が通過する音や警笛の音で夜中に何度も起こされました。けれども、家に帰る頃には、汽車の騒音にもすっかり慣れて、一晩中起こされることなくぐっすりと眠れるようになっていました。私の耳は、邪魔な音を排除するようになったのです。

一方で、排除したくない邪魔もあります。例えば、パソコンの前で仕事をしていたら夫がコーヒーを持ってきてくれたり、家事をしている最中に、なつかしい友人から電話がかかってきたりすることがあります。これらは、うれしい邪魔です。

聖霊に何かを促されているとき、その「聖なる邪魔」を排除して、神の御声を無視する誘惑にかられることがあります。あなたの言ったことやしたことで、神に赦しを請うべきものがあると、聖霊から促されることがありますか。問題を抱えている知り合いのために祈りなさいと示されたり、あなたの大切な人にキリストの救いをきちんと伝えていないのは良くないと責められたりすることはないでしょうか。

私たちの内に宿る聖霊は、私たちを教え、戒め、慰め、真理へと導いてくださいます(ヨハ14:16-17、26、16:7-8、13)。あなたは神の声に耳を傾けていますか。

(Cindy Hess Kasper)

正しい選択をしよう。それは御霊の声に従うことだ。