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◆ 詩篇61-63
◆ 詩篇61-63
聖書のみことば 黙示録5:1-12
イエスの御名によって、……すべてが、ひざをかがめ、すべての口が「イエス・キリストは主である」と告白して、―ピリピ2:10-11
ユダ族から出た獅子(黙5:5)、ほふられた小羊(6節)と、使徒ヨハネはヨハネの黙示録5章でイエスを描写しました。この描写についてチャールズ・スポルジョンは、「なぜ、私たちの高貴な主が栄光の中に傷ついた姿で現れなければならないのだろう」と自問しました。その答えは「イエスの傷がイエスの栄光なのだ」でした。
一般的に、小羊は力や勝利を象徴しません。ほとんどの場合、強さの象徴は、人に称賛されるものです。しかし神は、貧しい大工の家庭に、赤ん坊として肉体を持って産まれることを選ばれました。そして、巡回説教者として生き、「ほふり場に引かれて行く小羊のように」(イザ53:7)なって、ローマ帝国の十字架で死なれました。弟子たちを含む誰もが、イエスは当時の確立された宗教規律をあえて無視した成れの果てに、十字架につけられたのだと思いました。ところが、イエス・キリストは死からよみがえられました。神の比類なき力と栄光を力強く示されたのです。
イエスがすべてを治めるために、栄光のうちに再臨される日が来ます。イエスが世界の主権者だからです。その日、すべての者は主イエスの前にひざまずき、「ほふられた小羊は、力と、富と、知恵と、勢いと、誉れと、栄光と、賛美を受けるにふさわしい方です」(黙5:12)と言うでしょう。小羊であり、またライオンでもあるイエスは、賛美と称賛を受けるにふさわしいお方です。
私たちの王の栄誉をたたえて、主に賛美の歌を歌おう。