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◆ 詩篇88-90
◆ 詩篇88-90
聖書のみことば ヨハネ8:42-47
しかし、蛇が悪巧みによってエバを欺いたように、万一にもあなたがたの思いが汚されて、キリストに対する真実と貞潔を失うことがあってはと、私は心配しています。―Ⅱコリント11:3
中国の武将、孫子が紀元前6世紀に書いた「兵法」は、何世紀もの間、戦略考察の手引書として用いられてきました。その一方でこの書は、リーダーシップ、マネージメント、経営、政治、スポーツなど、広範囲の分野の人々に、男女を問わず愛読されています。孫子の戦争についての記述は、クリスチャンが信仰の敵の戦法を理解する上で助けになります。
この本は、軍事の基本は敵を欺くことにあるので、能力があっても無いふりをし、勇気があっても臆病なふりをし、敵の近くにいても遠くにいるように見せなくてはならないと説いています。サタンが仕掛ける信仰の戦いもまた、欺くことに基づいています。実際、人が犯した最初の罪は、この敵に欺かれた結果でした。
使徒パウロは、「蛇が悪巧みによってエバを欺いたように、万一にもあなたがたの思いが汚されて、キリストに対する真実と貞潔を失うことがあってはと、私は心配しています」と、コリントのクリスチャンに書き送りました(Ⅱコリ11:3)。
この真実があるので、主の警告は非常に重要なのです。つまり主は、サタンが偽りの父であり(ヨハ8:44)、常に私たちを騙そうと狙っていると、重大な警告を発しておられます。私たちは、どうやって防護すればよいのでしょう。それは、自分の心を神のみことばの真実で完全に満たすことです。敵の欺きから私たちを守ることができるのは、唯一、聖霊によって与えられる神のみことばの真理だけです。
神の真理はサタンの欺きに対する最強の防御手段だ。