1年で聖書を!
◆ イザヤ書31-33
◆ イザヤ書31-33
聖書のみことば Ⅰテサロニケ4:13-18
私たちは、いつまでも主とともにいることになります。こういうわけですから、このことばをもって互いに慰め合いなさい。―Ⅰテサロニケ4:17-18
大好きな言葉は「いつも」と「決して」です。何と希望に満ち溢れているか、と思うからです。いつも幸せで、がっかりすることが決して無ければよいと思います。けれども現実は、決して起こって欲しくないことが起こるかもしれないし、いつも幸せとは限りません。このふたつの言葉は、その響きの良さほどに、期待に応えてくれないようです。しかし、イエスの約束について考えるなら、様子はかなり違ってきます。
イエスは、自分たちだけになってしまうと恐れて心が乱れていた弟子たちに向かって、「いつも、あなたがたとともにいます」と言われました(マタ28:20)。また、ヘブル人への手紙の筆者は、イエスが「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない」と言われたことを踏まえて、「そこで、私たちは確信に満ちてこう言います。『主は私の助け手です。私は恐れません。』」と語りました(ヘブ13:5-6)。使徒パウロはクリスチャンの死後について、「私たちは、いつまでも主とともにいることになります」と語り(Ⅰテサ4:17)、私たちを安心させてくれます。
今日、自分の人生の旅路がどれほど恐ろしく思えたとしても、また未来がどんなに絶望的に見えたとしても、常にともにいてくださる神の存在は、私たちに人生を生き抜く勇気と慰めを与えてくれます。そして、この短い地上の人生が終わった後も、私たちはいつまでも神とともに生き続けます。「このことばをもって互いに慰め合いなさい」(18節)と、パウロが励ましているのはもっともなことです。
神の臨在を確信することが、私たちの平安だ。