1年で聖書を!
◆ イザヤ書34-36
聖書のみことば Ⅰ列王記8:22-30
 
天は神の栄光を語り告げ、―詩篇19:1

アメリカ航空宇宙局(NASA)が2011年8月に公開したハッブル望遠鏡が捉えた映像に、多くの人がにっこりしました。それは、ふたつの銀河が衝突していく映像です。この衝突は、まるで天に描かれたビックリマーク(!)です。私が読んだ最近の統計資料によると、宇宙には約1千億もの観測可能な銀河があるそうです。それぞれの銀河には、何千何百億もの星が存在し、さらに多くの銀河がどんどん発見されています。

この大宇宙のビックリマークをCNNのニュースで見ながら、偉大な創造主に思いをはせました。「天は神の栄光を語り告げ」(詩19:1)と書かれていますが、神は被造物である天よりはるかに偉大なお方です。ソロモン王は神の住まいである神殿を建てた後、こう祈りました。「それにしても、神ははたして地の上に住まわれるでしょうか。実に、天も、天の天も、あなたをお入れすることはできません。まして、私の建てたこの宮など、なおさらのことです」(Ⅰ列8:27)。ソロモンは、神は天にさえ入りきれないお方なのだから、自分の作った宮にお入れすることなどできるはずがないと知っていました。

神は、人間の頭や心で理解できる限界を超えた、実に偉大なお方です。ところが、御子イエスによって、私たちは神を知ることができます。イエスはこの世で生き、私たちのために死に、よみがえられました。イエスによって、私たちは神を知りました。私たちがイエスを信じる時、私たちのいのちは天とともに、神の栄光を語り告げるのです。

(Anne Cetas)

創造物に神の御手が、贖いに神の心が見える。