1年で聖書を!
◆ イザヤ書58-60
聖書のみことば 使徒20:16-24
 
私が自分の走るべき行程を走り尽くし、主イエスから受けた、神の恵みの福音をあかしする任務を果たし終えることができるなら、―使徒20:24

私が1960年に通った高校では、生徒全員が「タレント・プロジェクト」という調査に参加しました。数日間、各教科に対する適正を調べるためのテストを受けました。それに加えて、将来の夢や希望、計画について述べるように言われました。これはアメリカで行われた最大規模の高校生のリサーチ研究で、1,300校から40万人が参加していました。その研究に協力した私たちの中で、自分の将来が分かっていた人はいませんでした。

同じことがタルソ出身の若者、サウロにも言えます。彼の目的は、イエスに従う者たちを滅ぼすことでした(使7:58-8:3、ガラ1:13)。しかし、彼は回心して使徒パウロとなり、彼の使命は、イエスに従う者を増やすことになりました。エルサレムに行って投獄され、苦難に遭うと次のように言いました。「私は自分の走るべき行程を走り尽くし、主イエスから受けた、神の恵みの福音をあかしする任務を果たし終えることができるなら、私のいのちは少しも惜しいとは思いません」(使20:24)。

私たちの目的が、神に栄誉を与えることであるとき、神はその道のりを守り、一歩一歩を導いてくださいます。私たちの望みや夢が何であろうと、それらを神の御手に委ねるなら、挫折や成功を含むすべては、神のご支配のもとにあります。

(David McCasland)

クリスチャンになったときと同じように、キリストを信頼して、クリスチャンとして生きなさい。