1年で聖書を!
◆ エレミヤ書43-46
聖書のみことば ガラテヤ1:11-24
 
以前私たちを迫害した者が、そのとき滅ぼそうとした信仰を今は宣べ伝えている―ガラテヤ1:23

ビルは、大学院で神学を学んでいた時の友人です。誰が見ても罪深いライフスタイルから抜け出して、キリストのもとにやって来ました。彼はこんなふうに証しました。「ぼくは、人妻を助手席に乗せて、ブランデーの瓶を片手に車を走らせていました。クリスチャンが歩道で通行人に路傍伝道をしているのを見て、『ば~か!』と叫びました。だけど、ほんの2、3週間後に、ぼくは教会でひざまずいて『ぼくの救い主となり、人生の主になってください』とキリストに祈ったのです。」ビルの回心は彼の生き方を変えました。今までの生活を捨て、キリストにある新しい人生を始めました。それはまったくの方向転換でした。

真の悔い改めは聖霊の主導によるもので、必ず方向転換を伴います。以前は福音に反発していたという場合、その反発が大きければ大きいほど、回心後の変化に驚かされるでしょう。タルソのサウロは、ダマスコへの途上でキリストに出会い、迫害する者から福音を宣べ伝える者へと変えられました。「以前私たちを迫害した者が、そのとき滅ぼそうとした信仰を今は宣べ伝えている」(ガラ1:23)ということを多くの人が聞いていました。

本物の回心は、悔い改めを伴います。悔い改めとは、心の向きを変えることです。キリストに従う者にとって、悔い改めとは継続する行為です。つまり、罪に背を向け続け、キリストに近づき続け、従い続けることです。

(Dennis Fisher)

悔い改めたのなら、自分の罪を心底後悔しているので、喜んでそれを手放すはずだ。