家を出て仕事に向かおうとすると、「そんな格好で行かないで!」と妻のマーティに呼び止められることがあります。そして大抵の場合、ネクタイの色がもうひとつだとか、ジャケットとズボンが合っていないなどと言われます。自分の服装に疑問を呈されると、ファッションセンスに文句をつけられているようで良い気分はしませんが、妻の助言は正解だということはもう分かっています。それは、私をアップグレードさせてくれるのです。
聖書はよく、クリスチャンという自らのアイデンティティーと一致する態度や行為を「身に着け」なさいと、私たちを促します。私たちは制服などの服装によって、自分が誰なのかをみんなに知ってもらうことがあります。一方で、イエスがともにおられることを表す態度や行動を身に着けていることによって、イエスを世の人に知ってもらうこともできます。イエスが身に着けておられたのは、深い同情心、慈愛、謙遜、柔和、寛容、赦し合うという姿勢です(コロ3:12-13)。使徒パウロは、何を身に着けるかという基準は、イエスを模範にしなさいと助言しています。さらに、「これらすべての上に、愛を着けなさい。…キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい」(14-15節)とも付け加えています。
イエスが身に着けていたものを身に着けたいのなら、イエスと一緒に時間を過ごすことから始めましょう。もし、イエスに「そんな格好で行かないで!」と言われたら、イエスの思いやりあるアドバイスを聞き入れ、イエスの似姿を身につけさせてもらいましょう。つねにアップグレードしていきましょう。
イエスの態度と行動が身に着いていれば、イエスの臨在があることを示せる。
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