我がチームは破れ、優勝の夢は、ついえてしまいました。寒空に雲が垂れ込めた翌朝、私は出勤しようと車に乗り込みました。大したことは何もないのに、何となく暗い気分の月曜日でした。
そのとき、カーラジオから流れてきた歌が、私を心機一転させてくれました。キャスティング・クラウンズの「素晴らしい日」です。「ある日、彼らは(キリストを)カルバリ山へ連れて行った。ある日、キリストを木に釘付けて殺した。」まだ、何も起こりません。「苦しみ、蔑まれ、捨てられ」…ひどい話です。しかし、それからが良い知らせです。その歌は、キリストの復活を知らせ、キリストが死に勝利したと歌います。
史上最悪のその日、真昼のエルサレムの丘は暗やみに包まれましたが、そこから人類の真の希望が差し込みました。この歌詞のとおり、イエスが私のために釘で打ち付けられ、私の罪を取り去ってくださったからです。そして、主はいつか戻って来られます。「ああ、素晴らしい日!」そのとおりです。
もしかすると、今日の始まりはあまり良くなかったかもしれません。次から次へと問題が起こり、ひどい一日になりそうな予感がしているでしょうか。しかし、あなたの目をイエスに向けてください。カルバリで主があなたのためになされたことと、復活により主がいかに死に打ち勝ったのかをもう一度考えてください。「ここにはおられません。よみがえられたからです」(マタ28:6)。この事実はどんな日をも、素晴らしい日にします。
空になったキリストの墓は、私たちを希望で満たす。