バベルの塔計画
いっしょに何を建てているのかと、ふたりの作業員が聞かれました。ひとりはガレージを造っていると言い、もうひとりは大聖堂を建てていると答えました。翌日、レンガを積んでいたのはひとりだけでした。もうひとりはどこに行ったのかと聞くと、「ああ、彼はクビになりました。ガレージではなく大聖堂を造ると言い張ったので…」と答えました。
遺されたあなたのために―家族の自死のあとで
自死は、多くの人にとってことばに出しにくいものであるとともに、人生の一こまです。30秒にひとり、世界のどこかで誰かが自らの手で生を終わらせています。その人は、誰かの子どもであり、親、伴侶、または友人です。たとえ、身近に自死した人がいなくても、その痛みと格闘せざるをえない人を私たちは多く知っています。
※本書を読み進める際に、これがカウンセリングや自助グループに代わるものではないことを心に留めて下さい。家族に自死された後の特別な悲しみは複雑ですから、遺族は助けになるものなら何でも利用することが必要です。
監修翻訳 ナインの会(クリスチャン自死遺族自助グループ)
(A6版 44ページ / PDFをダウンロードしてお読みください。)
年齢は関係ない
デイブ・ボーマンは、50年間続けてきた歯科技工の会社の経営から勇退するつもりでした。糖尿病を患い、心臓手術もしたことでその決心は固まりましたが、スーダン難民の話を聞いて、5人の青年のスポンサーとなりました。そのことが、彼の人生を大きく変えました。