ギップ・ハーディン牧師は、有名な伝道者ジョン・ウェスレーにあやかろうと、息子をジョン・ウェスレー・ハーディンと名付けました。しかし、彼は父の思いに反して42人を殺す西部開拓時代の悪名高い無法者になりました。
多くの文化と同様、聖書も人の名前に意味を持たせています。神の御子の受胎を告げた天使は、マリヤの夫ヨセフに「その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です」(マタ1:21)と言いました。「イエス」の意味は「主は救われる」ですから、御子の使命が示されています。
ハーディンとは違って、イエスは、ご自分の名前どおりの生涯を送り、その死とよみがえりによって、救いの御業を成就されました。聖書は「しかし、これらのことが書かれたのは、イエスが神の子キリストであることを、あなたがたが信じるため、また、あなたがたが信じて、イエスの御名によっていのちを得るためである」(ヨハ20:31)、また「この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人に与えられていないからです」(使4:12)と語って、人々にキリストを信じましょうと促しています。
イエスの御名を呼び求めるなら、誰もが救いと希望を手にします。さて、あなたはもう、救われていますか。