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Bill Crowder

Bill Crowder

ビル ・ クラウダー氏は、コンテンツ部門の責任者です。Discovery Series (探求の書シリーズ) や Discovery House Publishers に数多くの著書があります。クラウダー氏と妻マーリーンには 5 人の子どもと数人の孫があります。

寄稿一覧 Bill Crowder

聖杯

イエスが「最後の晩餐(ばんさん)」で使われた「聖杯」に、人々はあこがれてきました。アーサー王と円卓の騎士たちの伝説は、この聖杯探索に対する執着を克明に伝えています。彼らは聖杯に魔法の力があると信じていました。インディー・ジョーンズの映画では、父ヘンリーのこの「生涯の探求」が成就します。

御力を頼りにする

タングステンは、矛盾した金属です。最高の引張強度を有し、引きちぎることは非常に困難な一方で、ミード・メタル社のウェブサイトによると「衝撃で粉々になるもろい金属」だからです。自然界に存在する最強の金属であるタングステンに、それほどの脆弱(ぜいじゃく)性があるとは、まことに興味深いことです。

恐れなき終末

史上最大の太陽嵐が1859年に起こり、強力な磁気嵐が電信システムを混乱させました。これはキャリントン・イベントと呼ばれ、ウェブサイトSpace.comによれば、この規模の太陽嵐が今日起こるなら、インターネットは終焉(しゅうえん、アポカリプス)を迎えるといいます。

地の果てまで

キリバスは、33の島々が、赤道をまたいで太平洋に点在する国です。南北のみならず東西半球にもまたがる唯一の国。世界で最もアクセスしにくい国の一つでもあります。

キリストにあって一つ

ウィスコンシン州のウィネコンネが州の発行する道路地図から誤って削除され、町の観光収入が激減しました。町は州から分離独立すると宣言し、この事態を州政府の恥だと言う人もいました。一方、ユーモアある皮肉だと言う人もいました。やがて両者は和解しました。

忘れるために記憶する

リチャード・マウは、南アフリカのアパルトヘイト下で辛酸をなめた黒人神学者について書いています。「彼はある子どもの話をした。教師が彼女に『記憶』の定義を尋ねた。その子はしばらく考えてから、『記憶とは、私が忘れるのを助けてくれるもの』と答えた」。こんな幼い子が、何ということでしょう。忘れたい過去がありすぎて、良いことだけを記憶したかったのです。

化石戦争

アメリカ西部で19世紀末、「化石戦争」と呼ばれる、恐竜の化石をめぐる争いが二人の考古学者の間で起こりました。彼らは相手を出し抜いて歴史的な発見をしようとこだわっていました。卑劣な手段を使ってでも勝とうと、買収や窃盗、化石の破壊まで行ったといいます。両者は、相手の仕事を邪魔しようと躍起になる中で、自分たちの評判を台無しにしました。

孤独を神と共に生きる

大勢の人がいて、皆が孤独。それが都会の生活だ。19世紀の米国の思想家ヘンリー・ソローは、そう語りました。20世紀になり、 孤独をテーマにしたポップソングは、日本でも『上を向いて歩こう』、『異邦人』など、数多く発表されました。21世紀の今、コロナ禍では人との接触が制限されました。ソーシャルメディアは、希薄な人間関係を助長しています。孤独はまるで疫病のように、世界に蔓延しているのかもしれません。

最も重要なこと

フランス革命の最中、暴徒によって処刑されたファヴラ侯爵トマ・ド・マイは死刑執行令状を見せられて「誤字が三つもある」と語ったそうです。それが本当ならば、彼はより深刻な問題、すなわち、自身に迫る死を完全に無視したことになります。