カントリー歌手のティム・マグロウの歌、「死ぬ覚悟で生きろ」に刺激を受けました。余命を宣告された人の、死ぬまでにやっておきたいことにかかわる歌です。彼は、人を大切にし、赦し、優しい言葉づかいを心がけて…と語ります。そして、人生がもうすぐ終わるかのように生きなさい、と勧めます。

この歌は人生には終わりがあることを再確認させます。明日は来ないかもしれないので、今日できることを明日に延ばしてはいけません。イエスを信じているなら、主の再臨が今日にも起こり得ると信じています。イエスは、花婿の到着時に準備が整っていなかった愚かな娘たちのようではいけないと言われます(マタ25:6-10)。

しかし、マグロウの歌は不完全です。イエスを信じる人にとって、未来が絶たれることはありません。イエスは「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。また、生きていてわたしを信じる者は、決して死ぬことがありません」と言われました(ヨハ11:25-26)。イエスにあるいのちは決して終わりません。

ですから、死ぬ覚悟ではなく、イエスの再臨を踏まえて生きるべきです。なぜなら、イエスは絶対に戻って来られるからです。