フィラデルフィア・イーグルスのクォーターバック、カーソン・ウェンツが大怪我から復帰した時、補欠のニック・フォールズは穏便にベンチに戻りました。彼らはNFLのチームでポジションを争うライバル同士ですが、互いを支え、誇りをもって自分の役割に徹しました。ひとりのレポーターが、彼らの特別な関係に気づきました。相手のために常に祈るという関係です。ふたりは、アメフトのみならずイエスのチームに属するチームメイトだと意識することで、衆目の中で、イエスに栄光を帰したのです。

使徒パウロは、主の再臨を待ちながら「光の子ども」として生きようと語ります(Ⅰテサ5:5-6)。イエスの救いを確信できるなら、嫉妬やコンプレックス、不安にかられた競争心という誘惑を振り払い、「互いに励まし合い、互いに徳を高め」(11節)ることができます。神を尊び敬うリーダーを認め、平和を保ちましょう(12-15節)。互いを励まし、共通の目標、すなわち、福音を伝え、イエスのために生きることを達成すべく努力しましょう。

同じチームで仕えつつ、「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです」(16-18節)というパウロの勧告に従いましょう。