クリスマスディナーの後に、義理の娘が「ダン・ユアン」を振舞いました。甘い汁に色とりどりの団子を浮べる中華料理のデザートです。孫のピートは3歳で、自分が作った団子を自慢しますが、大きさも形もいびつです。しかし、彼にとっては最高傑作なのです。

それを見て神のみこころを思いました。聖書は、神が創造の最後に人を造られ、そのすべてについて「見よ。それは非常に良かった」(創1:31)と語ります。その後、人は罪を犯しましたが、それでも詩篇は、私たちが恐ろしいほど素晴らしく造られたと語ります(詩139:14)。罪にはまっていても神の傑作で、罪の中に放置されず、イエスに贖われました。「私たちは神の作品であって、良い行いをするために、キリスト・イエスにあって造られたのです」(エペ2:10)。

私は時々、神の愛を受けて生まれ、主の愛に造り変えられ続けていることを忘れ、自己否定や自己憐憫に陥ります。しかし、不揃いの団子を喜ぶ孫の姿は、神の御目にかなって変えられていけばよいと教えてくれます。私たちは、イエスに贖われた最高の作品です。それを踏まえ、喜んで生きていきたいものです。