太陽や水の恵みをたっぷり受けて、あざやかな野花がカリフォルニアの山や谷を彩っています。しかし、干ばつのときはどうでしょう。ある研究によると、野生の植物の中には、発芽にブレーキをかけて大半が種のままとどまる種類があるそうです。地中に保たれていた種は、干ばつが終わると芽吹き、花を咲かせるといいます。
昔、イスラエル人は厳しい状況の中でも増えていました。彼らは奴隷で、畑仕事やレンガ作りをさせられ、パロの町の建設に酷使されました。パロは、イスラエル人を減らすために赤子の間引きまで命じました。しかし、神が祝福されたので、苦しめられれば苦しめられるほど、ますます増え広がりました(出1:12)。当時のイスラエル人の数は、2百万人以上だったと言われています。
昔、イスラエル人を支えてくださった神は、今日、私たちを支えておられます。神は、私たちがどんな環境の中にいても、助けてくださいます。私たちは、またもや困難に遭遇し不安になります。しかし、聖書は「あすは炉に投げ込まれる野の草さえ…装ってくださる」と、神の助けを保証します。神は、私たちの必要を賄ってくださいます(マタ6:30)。
苦難の中で神を信頼することが難しいのはなぜでしょう。神に必要を賄ってもらったことがありますか。その経験をどのように誰かのために用いますか。
父よ、頑張りつづけることが難しいときがあります。今日の必要を満たしてください。そして、頑張っていけるように聖霊の力をください。