寄稿者

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Jennifer Benson Schuldt

Jennifer Benson Schuldt

ジェニファー・ベンソン・シュルツ氏は、2010年に「デイリーブレッド」の著者に加わりました。Our Daily Journey(若者向けデボーションガイド)の著者およびブロガーでもあります。夫ボブとふたりの子どもたちとともに、シカゴ郊外に住んでいます。

寄稿一覧 Jennifer Benson Schuldt

神はご存じ

大きな抽象画の下に絵の具の缶と筆が置かれていました。訪れたカップルは、それが誰もが参加できる「進行中の作品」と思い、一筆加えて帰りました。ところが、絵の具や筆は、作品の一部として置かれていたのです。防犯カメラの映像を見た関係者は、彼らの説明に納得し、告訴しませんでした。

無比の勇気

イタリア、フィレンツェの領主ロレンツォ・デ・メディチは、1478年、暗殺されそうになりました。報復しようと領民が決起すると、残忍なナポリ王フェルディナンド1世を敵に回す結果になりました。そんな中、ロレンツォは、単身、武装もせず、敵の王に会いに行きました。この勇気、そして彼の魅力と聡明さが相まって、彼はフェルディナンドの称賛を勝ち取り、戦いは終わったのです。

安全な場所に引き上げる

幼い女の子が父親に見守られ、小川のぬかるみを、膝までの長靴を履いてバチャバチャと歩いていました。やがて川は深くなり、長靴の中に水が入ってきました。ついに1歩も進めなくなると、少女は叫びました。「パパ、はまっちゃった!」父は3歩ほど歩いて娘を抱き上げると、川岸の原っぱに下ろしました。少女は長靴を引っ張って脱ぎ、中の水を笑いながら出していました。

友だちに語る

高校生の頃、私はキャサリンと仲良しで、電話をしたり、自由研究を一緒にしたり、乗馬をしたり、互いの家に泊まったりすることもありました。

成功と犠牲

息子は夏休みの宿題で、アルプスの山に登ろうとした少年の本を読みました。少年は日々訓練に明け暮れ、ついに山頂を目指す一団に入って出発しましたが、途中で病気になった仲間のために、彼と共に残る決断をしました。息子の先生は「登頂できなかった主人公は、負けたのですか」と生徒たちに尋ねました。「そうです。失敗に終わる運命だったんです」と答えた生徒がいる一方、「ちがいます。人を助けるために自分の大切なものをあきらめたのですから」と述べる生徒もありました。

何と言えばいいか

古本屋で「C.S.ルイス」と書かれた箱の中の本をあさっていると、店主がやって来ました。入手可能な本について話しているうちに、ふと、この人は、著作の原動力となったルイスの信仰について興味を持つかもしれないと思いました。心中で導きを祈ると、伝記が心に浮かび、ルイスの品性が、どのように神を指し示しているか話し合いました。とっさの祈りが、会話を信仰に関することに導いてくれました。

最高の教師

娘は机に鉛筆を放りだし「わかんない」と言いました。彼女は算数の問題をしていました。教えていた私は、困ったことに、35年前に習った小数を分数に直す方法を思い出せません。分からないことは教えられないので、ふたりでオンラインの解説を見ました。

楽しい学び

インドのマイスールには、電車の車両をふたつ繋げた学校があります。地元の教育者がインド南西部鉄道の協力を得て作りました。色とりどりのペンキで壁に絵が描かれ、扇風機や照明、机などが設置されるまで、それは廃棄を待つただの金属の箱でした。しかし、この驚くべき変化のおかげで、現在60人の子どもたちが教育を受けています。

究極の癒やし主

重度の食物アレルギーに対する治療の効果が出始めたとき、嬉しくてどこに行っても、そのことを話しました。具体的なプロセスや、それを考案した医師について語りました。ついに「癒やし主として称賛されるべきは神だと思うよ」と、友人に意見されました。私は、究極の癒やし主から目を離して、癒やしそのものを偶像化してしまったのでしょうか。返す言葉がありませんでした。