アンバーは、女友だちとバスケットボールをしていて、女子リーグがあったら地域の役に立つかもしれないと思いました。そこで、チームワークを推奨し、次世代の共助を促す目的でNPOを設立しました。この「バスケ女子」のリーダーたちは、幅広い年齢の女子が、自分に自信を持ち、徳を高め、地域に貢献できるように導いています。発足当初の選手で今は指導者のひとりは言います。「私たちは友情で結ばれています。こういうものが長い間、欲しかったのです。互いをさまざまな形で支え合い、女の子たちが成功体験を積み重ね、成長していくのを見るのは嬉しいことです。」

使徒パウロはテサロニケの人たちに、「互いに励まし合い、互いに徳を高め合いなさい」(Ⅰテサ5:11)と勧めました。神は、私たちが互いに支え合うために神の家族にされたのです。キリストにある人生を歩みつづけるためには支え合いが必要です。それは、相手の悩みに耳を傾けることかもしれないし、実際の必要に応えてあげることかもしれません。言葉で励ましたり、相手の成功を祝ったり、困難に耐える力を求めて祈ったり、信仰の成長を促す刺激を与え合うことです。そして、すべてにおいて、「お互いの間で、…いつも善を行うよう務め」るのです(15節)。

クリスチャンがチームワークを旨として共に神を信頼しつづけるなら、友情で結ばれるという体験をするでしょう。