アポロ8号の宇宙飛行士、フランク・ボーマン、ジム・ラヴェル、ウィリアム・アンダースは、1968年のクリスマスイブ、人類史上初めて月の周回軌道に乗りました。彼らが月を10周し、月と地球の画像を送り、交代で創世記1章を読む姿が生中継されました。ボーマンは 史上最多の人々がクリスマスイブに同じ声を聞くと言われ、それにふさわしいことをしなさいと指示された、と40周年の記念式典で語りました。この歴史的瞬間に読まれた聖書のみことばは、今もなお、それを聞く人々の心に真理の種をまき続けています。

神は預言者イザヤを通して「耳を傾け、わたしのところに出て来い。聞け。そうすれば、あなたがたは生きる」(イザ55:3)と言われます。神の赦(ゆる)しを示し、罪を捨て、神のあわれみと赦しを得よと招かれます(6-7節)。そして、神の権威を宣言されますが、神の思いと道はあまりに大きく、人には理解できません(8-9節)。それでも、神はイエスを示し、人生を変える聖書の英知を語る機会を下さいます。そしてキリスト者の霊性を成長させるのは主の役目だと約束してくださいます(10-13節)。

神は御約束を、完全な計画を経て完全なタイミングで達成されます。聖霊は、それに合わせて、私たちの福音宣教を助けられます。