犬の気持ちを飼い主に伝える便利グッズをご存じでしょうか。1万回以上の吠え方のデータに基づいて、犬の気持ちを解釈するのだそうです。本当の意味で犬語の翻訳をするわけではありませんが、ペットとのコミュニケーションを活性化させるのに役立つといいます。

旧約聖書によると、神は動物を用いてバラムにあることを気付かせられました。バラムはろばにまたがり、モアブに旅立ちました。神が「行くがよい。しかし、わたしがあなたに告げることだけを行わねばならない」(民22:20)と言われたからです。ろばは、神の御使いが「抜き身の剣を手にして道に立ちふさがっている」(23節)のを見て立ち止まりましたが、バラムにはそれが見えません。それで無理やり進もうとすると、ろばがしゃべったのです。それは神の御業でした。バラムはやっと危機に気付き、「身をかがめてひれ伏し」ました(31節)。そして、内心では神に背いて神の民を呪い、報酬をもらうつもりだったと認めました(15-18、37-38節)。彼は言いました。「わたしの間違いでした。あなたがわたしの行く手に立ちふさがっておられるのをわたしは知らなかったのです」(34節)

聖書に書かれていること、聖霊の導き、賢明な人の助言に従いましょう。目に見える行動だけではなく、見えない内面も順応させましょう。